ダウ・デュポン、包括的なポートフォリオの見直しを発表

3つの業界をリードする企業の、 価値創出の可能性を維持・向上し、競争力を最適化へ

Midland, Mich. およびWilmington, Del., - 2017年 09月 21日 - ダウ・デュポン(DowDuPontTM---NYSE:DWDP)は、取締役会および経営陣が、独立アドバイザーの支援のもと、計画されている3つの 独立した企業の製品ポートフォリオの包括的な見直しを完了したことを発表しました。経営統合の 計画発表後に得られた知見を踏まえ、取締役会は全会一致で素材科学部門と特殊化学品部門における 製品群の一部変更を決定しました。これにより、将来の各企業の競争力は強化されます。この変更に より、両事業はさらに市場に適した体制となり、焦点が明確化され市場における存在感が増し、 イノベーションの対象の絞り込みや成長力がより高められ、それぞれの事業が業界リーダーとして 成功する準備が整えられることになります。

ダウ・デュポンの取締役会は、マッキンゼー・アンド・カンパニーからの助言を含む、社外リード ディレクター等による包括的な見直し、経営統合発表から20カ月間で得られた知見を生かした経営の分析結果、投資家やファイナンシャルアドバイザーを含む幅広いステークホルダーの意見などを 基に、今回の変更を承認しました。結果、ダウ・デュポンは以下の事業部を、素材科学部門から特殊化学品部門に再編成します。

  • ダウのオートモーティブ・システムズにおける接着剤およびフルード製品群
  • ダウのビルディング・ソリューション事業
  • ダウのウォーター・アンド・プロセス・ソリューションズ事業(イオン交換樹脂・膜)
  • ダウのファーマ・アンド・フード・ソリューションズ事業
  • ダウのマイクロバイアルコントロール事業(バイオサイド)
  • デュポンのパフォーマンスポリマー事業
  • 工業用LED、半導体、メディカル用のシリコーン事業、自動車・工業用のMolykote®ブランド 特殊潤滑剤および熱可塑性コンパウンドを提供しているMultibase Inc.(注1)
    (注1) ただし、日本で東レ・ダウコーニング株式会社が展開しているビジネスの移管については 未定。

2017年度の見通しでは、特殊化学品部門に再編成される事業部の総売上高は80億ドル以上、営業
EBITDAは、旧ダウコーニングのEBITDAの約40パーセントを含む約24億ドルです。統合合意内容の 原案からの調整は以下の通りです。

  • 旧ダウの製品ポートフォリオであるコンシューマー・ソリューションズとインフラ ストラクチャー・ソリューションズからそれぞれ20億ドル、合計約40億ドルの事業
  • 旧デュポンのパフォーマンスポリマー事業の約40億ドルの純売上高が、特殊化学品部門に移管

「ダウ・デュポンの取締役会は、これらのポートフォリオ調整が、すべてのステークホルダーに長期 的な価値をもたらす正しい決定であることに確信を持ち、全会で一致しています。またポート フォリオの調整は、マッキンゼー・アンド・カンパニーをはじめとする、独立した第三者 アドバイザーによる新鮮な視点など、ダウとデュポンの取締役会が過去何カ月にもわたり行ってきた 大規模な包括的分析の明確な結果です。また、両社が協力して統合準備を進めて行く過程で得られた 知見が基となっています。これらの調整は、厳選した事業が垂直市場により適した体制であること、 戦略的バリューチェーンにおいて統合による強みとイノベーションの強みを保持することから、素材 科学部門の諮問委員会にも承認されています。結果として、素材科学部門および特殊化学品部門は、 共に焦点が絞られたイノベーションおよび技術開発を通じてお客様への対応力を高める体制となり、 最高レベルの、より広範な製品群を通じて成長を加速することができるようになります」と、ダウ・ デュポン執行役会長のアンドリュー・リバリス は述べています。

「この変更は、ダウ・デュポンの競争優位性と価値創造の可能性を高める一方、将来の会社がすべてのステークホルダーに長期的価値をもたらす、最適な基盤の上に築かれることとなるでしょう。今回のポートフォリオ構成の戦略的な論理は事実により立証されています。それぞれの計画された独立 会社はより強固な競争力、高付加価値ソリューション、そして確かで魅力的な投資テーマを持つと 共に、戦略的成長とシナジーの達成を最大化することができます。明確な焦点をもって、それぞれの 会社が魅力的な成長市場に対応し、イノベーションに投資し、より株主に還元することができるよう になります」とダウ・デュポン最高経営責任者のエドワード・ブリーンが述べています。

ダウ・デュポンは、発表されているランレートで約30億ドルのコスト相乗効果および約10億ドルの成長効果を達成することを強調しています。

ポートフォリオの再編により、設立が計画されている3つの企業は以下のようになります。

  • 業界をリードするアグリカルチャー会社
    デュポン パイオニア、デュポン農業製品事業、およびダウ・アグロサイエンスの強みを併せ持ち、卓越したソリューションのポートフォリオ(種子、遺伝形質、作物化学品、種子処理、作物栽培学そして精密農業サービス)および、より広範な選択肢および価値ある価格を提供することで、世界中の農作物生産者により良いサービスをお届けしてまいります。予定されるアグリ カルチャー会社は、融合された能力と極めて生産性の高いイノベーションにより、より広範な製品郡を市場により迅速に提供することが可能となります。またこれによりイノベーションの提供と生産者の生産性および収益性の向上を支援する、より良いパートナーとなります。 将来のアグリカルチャー会社は米国デラウエア州ウィルミントンに本社を設置し、アイオワ州 ジョンストンとインディアナ州インディアナポリスの拠点はグローバルビジネスセンターとなります。
  • 業界をリードする素材科学会社
    業界首位の素材科学に基づくソリューションプロバイダーとなります。売上の大部分は、包装 材料、インフラストラクチャーそしてコンシューマー・ケアからなる、3つのより絞られた深い、高成長が見込める垂直市場で占められます。業界で最も強固かつ専門的な能力を基に、強固な 技術力、統合された資産、スケールと競争力を基盤に、お客さまに真に差別化された素材科学 ソリューションを提供してまいります。将来の会社は以下の3つの強力な市場を牽引する事業で 構成されます。
    • パフォーマンス・マテリアルズおよびコーティング
      お客さまを支援する幅広い技術基盤を集約し、ホーム・ビューティーケア用途に特別な機能とプロセス向上をもたらし、建築および工業用塗料の性能を向上するソリューションの開発を行います。
    • 工業用中間材およびインフラストラクチャー
      製造プロセス、インフラ市場そして川下の最終製品に独自の特性をもたらすソリューション開発を行います。当事業ユニットの技術により、オイル・ガス資源の利用を可能にし、機械的プロセスで発生する摩擦や熱を最小化する添加剤により製造を最適化し、油と水の界面をコントロールし、相溶性を調整、白物家電における省エネ化を前進、優れた調整剤や添加剤を通じてインフラ材料の特性を付与します。
    • パッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチック
      世界でも最も深く、差別化された高機能プラスチックポートフォリオとなります。当事業 ユニットの技術は、消費者やブランドオーナーが求める、包装によるより高い利便性を叶え、食品ロスを減らし、世界で開発が進むテレコミュニケーションや送電技術を促進します。
    計画された素材科学会社はダウTMブランドを保持し、米国ミシガン州ミッドランドに本社が設置されます。
  • 業界をリードする特殊化学品会社
    お客さま主導型のイノベーションリーダーとなり、産業や日々の暮らしを変革する、技術を基盤とした差別化された素材や原料、ソリューションを提供してまいります。市場に対する知見と科学・用途開発に関わる専門性を用いて、エレクトロニクス、トランスポーテーション、建物・ 建築、ヘルス・ウェルネス、食料・安全などの市場における、お客さまのニーズを解決してまいります。将来の会社は、以下の市場をリードする4つの事業で構成されます。
    • エレクトロニクス&イメージング
      最も広範な材料とテクノロジーを保有する世界最大のサプライヤーとして、半導体、回路 基盤、太陽光発電、ディスプレーおよびフレキソ印刷業界における複雑な課題への解決に 寄与し、次世代のコネクティビティおよび機能性、エレクトロニクスの能力を自動運転や 電気自動車などの日常生活と一体化することを可能にしてまいります。
    • トランスポーテーション&高機能ポリマー
      業界のリーダーとして、高機能エンジニアリング樹脂、接着剤、潤滑剤および部品を、 トランスポーテーション、エレクトロニクス、メディカル分野の技術者や設計者に、要求が厳しい用途や環境に向けた包括的なソリューションを提供してまいります。
    • 安全&コンストラクション
      世界的リーダーかつ信頼できるパートナーとして、高機能繊維や発泡体、アラミドペーパー、 不織布、膜、ろ過技術および防護服を含む分野をリードする特許で保護されたブランド製品を建築、作業員の安全、エネルギー、オイル&ガス、輸送、水処理、メディカルなどの市場に提供してまいります。
    • ニュートリション&バイオサイエンス
      マーケットリーダーおよび技術のパイオニアとして、食品、医薬およびパーソナル・ケア 市場のお客さまとのコラボレーションを通じ、プロテインおよび微生物エンジニアリング、 工業規模の発酵など、植物由来の原料やバイオサイエンスを駆使して、高機能かつ健康で、 持続可能な製品(プロバイオティクス、酵素、抗菌技術、医療用添加剤やバイオマテリアル など)を開発してまいります。
    特殊化学品会社の本社は、米国デラウエア州ウィルミントンに設置されます。

ダウ・デュポンについて
ダウ・デュポン(NYSE:DWDP)は、農業関連、素材科学、特殊化学品分野における強固で独立した 上場企業を設立することを目的に、米国に本社を置くザ・ダウ・ケミカル・カンパニーとデュポン社が構成するホールディングカンパニーです。生産性に優れかつ科学を基盤としたイノベーションを 通じて、それぞれの業界をリードし、お客さまのニーズに応え、世界の課題解決に貢献します。www.dow-dupont.com

本参考資料は、米国時間2017年9月12日に米国ダウ・デュポン社が配信したリリース 「DowDuPont Announces Results of Comprehensive Portfolio Review」の抄訳です。当資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

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On Dec. 11, 2015, The Dow Chemical Company (“Dow”) and E. I. du Pont de Nemours and Company (“DuPont”) announced entry into an Agreement and Plan of Merger, as amended on March 31, 2017, (the “Merger Agreement”) under which the companies would combine in an all-stock merger of equals transaction (the “Merger Transaction”). Effective Aug. 31, 2017, the Merger Transaction was completed and each of Dow and DuPont became subsidiaries of DowDuPont Inc. (“DowDuPont”). For more information, please see each of DowDuPont’s, Dow’s and DuPont’s latest annual, quarterly and current reports on Forms 10-K, 10-Q and 8-K, as the case may be, and the joint proxy statement/prospectus included in the registration statement on Form S-4 filed by DowDuPont with the SEC on March 1, 2016 (File No. 333-209869), as last amended on June 7, 2016, and declared effective by the SEC on June 9, 2016 (the “Registration Statement”) in connection with the Merger Transaction.

Forward-looking statements by their nature address matters that are, to different degrees, uncertain, including the intended separation of DowDuPont’s agriculture, materials science and specialty products businesses in one or more tax efficient transactions on anticipated terms (the “Intended Business Separations”). Forward-looking statements are not guarantees of future performance and are based on certain assumptions and expectations of future events which may not be realized. Forward-looking statements also involve risks and uncertainties, many of which are beyond the company’s control. Some of the important factors that could cause DowDuPont’s, Dow’s or DuPont’s actual results to differ materially from those projected in any such forward-looking statements include, but are not limited to: (i) successful integration of the respective agriculture, materials science and specialty products businesses of Dow and DuPont, including anticipated tax treatment, unforeseen liabilities, future capital expenditures, revenues, expenses, earnings, productivity actions, economic performance, indebtedness, financial condition, losses, future prospects, business and management strategies for the management, expansion and growth of the combined operations; (ii) impact of the divestitures required as a condition to consummation of the Merger Transaction as well as other conditional commitments; (iii) achievement of the anticipated synergies by DowDuPont’s agriculture, materials science and specialty products businesses; (iv) risks associated with the Intended Business Separations, including those that may result from the comprehensive portfolio review undertaken by the DowDuPont board, changes and timing, including a number of conditions which could delay, prevent or otherwise adversely affect the proposed transactions, including possible issues or delays in obtaining 6 required regulatory approvals or clearances related to the Intended Business Separations, disruptions in the financial markets or other potential barriers; (v) the risk that disruptions fr–om the Intended Business Separations will harm DowDuPont’s business (either directly or as conducted by and through Dow or DuPont), including current plans and operations; (vi) the ability to retain and hire key personnel; (vii) potential adverse reactions or changes to business relationships resulting from the completion of the merger or the Intended Business Separations; (viii) uncertainty as to the long-term value of DowDuPont common stock; (ix) continued availability of capital and financing and rating agency actions; (x) legislative, regulatory and economic developments; (xi) potential business uncertainty, including changes to existing business relationships, during the pendency of the Intended Business Separations that could affect the company’s financial performance and (xii) unpredictability and severity of catastrophic events, including, but not limited to, acts of terrorism or outbreak of war or hostilities, as well as management’s response to any of the aforementioned factors. These risks, as well as other risks associated with the merger and the Intended Business Separations, are more fully discussed in (1) the Registration Statement and (2) the current, periodic and annual reports filed with the SEC by DowDuPont and to the extent incorporated by reference into the Registration Statement, by Dow and DuPont. While the list of factors presented here is, and the list of factors presented in the Registration Statement are, considered representative, no such list should be considered to be a complete statement of all potential risks and uncertainties. Unlisted factors may present significant additional obstacles to the realization of forward-looking statements. Consequences of material differences in results as compared with those anticipated in the forward-looking statements could include, among other things, business disruption, operational problems, financial loss, legal liability to third parties and similar risks, any of which could have a material adverse effect on DowDuPont’s, Dow’s or DuPont’s consolidated financial condition, results of operations, credit rating or liquidity. None of DowDuPont, Dow or DuPont assumes any obligation to publicly provide revisions or updates to any forward-looking statements regarding the proposed transaction and intended business separations, whether as a result of new information, future developments or otherwise, should circumstances change, except as otherwise required by securities and other applicable laws.

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ダウ・ケミカル日本株式会社 広報室 沢登
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