ダウ、サダラ合弁事業における
すべてのプラスチック製品の商業出荷開始を発表

MIDLAND, Mich. - 2017年 05月 09日

ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:アンドリュー・リバリス)は、中東における合弁事業であるサダラ・ケミカル・カンパニー(サダラ)が、すべてのプラスチック製品の商業出荷を開始するという大きな成果を達成したことを発表しました。今回の高圧法低密度ポリエチレン設備の稼動は、サダラにおけるミックスフィード・クラッカーと3つのポリエチレン設備に続く、新たな稼動開始となります。

「サダラは、ダウが中核と捉える成長市場により焦点を絞り、また、深耕するという長期戦略に合致する重要な成長投資です。今回の前進によりダウは、業界を先導する統合体制と原料の柔軟性により、さらなる消費者の需要に応えるとともに競争力を高めることで、グローバルに展開するダウの素材科学事業の営業力をさらに強化していきます」と、ダウの会長兼CEOアンドリュー・リバリスが述べています。

サウジアラビアのジュベイルに所在するサダラの世界的規模の石化コンビナートは、稼動および商業化に向けて順調に進ちょくしています。最大設備であるミックスフィード・クラッカーは、2016年8月に稼動開始しました。また、最初の3つのポリエチレン設備は、2015年12月、2016年4月、2016年9月に稼動開始し、それぞれのリアクターが承認されるとともに製品認証を達成しています。現在までに、認証された32のポリエチレン製品が、世界58カ国、350以上の顧客に向けて出荷されています。サダラの26の生産設備は、2016年12月にすべての建設が完了しました。

「サダラのプラスチック生産設備により、ダウは、技術的に差別化された製品ポートフォリオを、経済の拡大が続くアジア太平洋地区、インド、中欧・東欧、中東、そしてアフリカへと提供することが可能となります。ダウの顧客にとっては、待望となる新規生産量であり、サダラの幅広い製品ラインアップやこれらの高成長地域との距離的な近さがもたらすメリットを享受していただけるでしょう」とダウの社長兼COOジム・フィッタリングが述べています。

残りの生産設備の稼動開始は、2017年にかけて随時進められます。今後、酸化エチレン、酸化プロピレンおよびこれらの誘導品(ブチルグリコールエーテル、プロピレングリコール、アミン、ポリオール)、イソシアネート類の生産設備の稼働開始を予定しています。

サダラは、ダウとサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁会社であり、サダラ石化コンビナートは、第1期での建設では世界最大となります。300万トン以上の高性能製品群が、サウジアラビアにおける豊富な石油資源を生かした製品バリューチェーンに新たに追加されることで、地域経済の多様化がもたらされます。

ダウについて

ダウは、科学技術の力を用いて、人々の進歩に本当に必要なことにイノベーションを起こします。材料、ポリマー、化学そして生物学から価値を生み出し、清潔な水、クリーンエネルギーや省エネ、農業の生産性向上など、世界が直面する課題を解決するイノベーションに取り組んでいます。統合され、かつ市場牽引型の業界を代表するダウの機能性化学品、先端材料、農業科学品およびプラスチック事業は、成長著しい包装材料、エレクトロニクス、水、コーティングや農業などの分野において、約180カ国で製品やソリューションを提供しています。2015年の年間売り上げは約490 億ドル、従業員数は約4万9500人です。世界35カ国179カ所の生産拠点で、6千を上回る製品群の生産に従事しています。2016年6月1日、ダウはダウコーニングのシリコーン事業を完全子会社化しました。ダウコーニングは、2015年度の売り上げが45億ドル以上、 9カ国に25カ所の生産拠点を構え、約1万人の従業員を擁しています。www.dow.com

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