ダウ、「ダウ日本イノベーション・デー 東京2018」を開催

「新生ダウ」による、世界の課題解決に貢献するイノベーションを紹介

ダウ・ケミカル日本株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ジェニングス)は、2018年9月18日、「ダウ日本イノベーション・デー 東京2018」をグランド ハイアット 東京で開催しました。2015年に続き2回目の開催となる今年の「イノベーション・デー」では、A.N.スリーラム最高技術責任者(CTO)や各事業部のプレジデント、研究開発バイスプレジデントなど、社内外のリーダーがプレゼンテーションやディスカッションを行い、約360名の参加者に向けて、世界が直面するさまざまな課題の解決に貢献するイノベーションの可能性を語りました。また、「新生ダウ」が注力していく、コンシューマー、インフラストラクチャー、パッケージング分野における持続可能なソリューションが、ブース展示やセッションを通じて紹介されました。

2019年第1四半期、「ダウ・デュポン」の素材科学事業部門が分割され、世界で最も イノベーティブで、顧客中心、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社と なる新生ダウが誕生します。ダウは、世界の主要な地域で「イノベーション・デー」を開催しています。2回目となる「ダウ日本イノベーション・デー 東京」は、イノベーション、インクルージョン、コラボレーションにより、新生ダウが顧客やステークホルダーと共に、いかに世界規模の課題の解決に貢献するか、いかにサステナブルな社会を 実現していくか、を日本のお客さまやパートナー企業と共有する場となりました。

「ダウ日本イノベーション・デー 東京」の開催に当たり、ダウ・ケミカル日本株式 会社の代表取締役社長ピーター・ジェニングスは、「ダウ日本イノベーション・デーを再び開催できたことをうれしく思います。日本は、大きな再成長のポテンシャルを秘めた市場であるとともに、イノベーションに富み、最新技術を生み続ける国でもあります。このイベントを通じて、お客さま、ステークホルダー、パートナーそして地域社会の 皆さまに対する、ダウの弛まぬコミットメントを感じていただくとともに素材科学分野 における真のソリューション・プロバイダーとしての世界規模の能力を感じていただけ ることを願っています」と述べています。

また、ダウの最高技術責任者(CTO)であるA.N.スリーラムは、「ダウ日本イノベーシ ョン・デーにご参加いただいたお客さまに、心よりお礼を申し上げます。また、お客さ まと共にパートナーシップや事業を推進できることを大変うれしく思います。ダウの一 番の目標は、イノベーションを促進するだけでなく市場での競争力を高めることにもつ ながる優れた製品の開発を通じて、お客さまの成功を可能にするためのサービスを提供 することにあります。イノベーション・デーの開催により、日本のお客さまと関係を築 き上げ、最新のイノベーションについて共に議論し、コラボレーションやイノベーショ ンを生み出せることに感謝申し上げます」と述べています。

「ダウ日本イノベーション・デー 東京」では、ジェニングスなどによる主催者あいさ つの後、スリーラムCTO が「ダウにおけるイノベーション」と題する講演を行いました。 また、YouTube 日本代表、グーグル合同会社執行役員 仲條 亮子氏、スリーエム ジャパ ン株式会社常務執行役員兼チーフテクニカルオフィサー 喬 劉(キョウ・リュウ)氏に より、2 社におけるイノベーションが紹介されました。

また、「世界の課題を解決するイノベーションとは」と題したパネルディスカッション では、ウィズダムツリージャパンCEO イェスパー・コール氏がファシリテーターを務め、 ゲストパネリストに株式会社イノアックコーポレーション代表取締役 三輪 健二郎氏、 スリーエムジャパン株式会社 喬 劉氏、株式会社ブリヂストン常務執行役員 事業開発 企画管掌 小松 秀樹氏を迎え、ダウのインダストリアル・ソリューションズ事業部プレ ジデント エステル・バイジェット、パフォーマンス・マテリアルズ・アンド・コーテ ィング研究開発担当バイスプレジデント フロリアン・シャッテンマンと共に討論を行 いました。

さらに、午後のセッションでは、ダウのインクルージョン&ダイバーシティー戦略を 担うチーフ・インクルージョン・オフィサーのカレン・カーターによるインクルージョ ン戦略についての講演後、一橋大学名誉教授 石倉 洋子氏がファシリテーターを務め、 ダウ日本のSTEM(理系)女性社員によるパネルディスカッションが行われました。また、 ダウが注力するコンシューマー、インフラストラクチャー、パッケージングの分野ごと に、ダウの事業部プレジデント、研究開発バイスプレジデントと共に社外有識者を招き、 各分野における社会課題に対応するセッションを行いました。会場内では、東レ・ダウ コーニングを含む新生ダウの技術、および東京2020 オリンピック競技大会に向けたパ ートナー企業との取り組みを一堂に会した展示が行われました。

ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(ダウ)は、科学とテクノロジーの知見を基に、人類の進歩に 不可欠な第一級の素材科学ソリューションの開発に取り組んでいます。業界でもトップクラスの 強力かつ広範なツールを備えており、強固なテクノロジー、統合された資産、スケールと競争力 を基盤に、グローバル社会が抱える複雑な課題解決に対応します。ダウが擁する、市場主導型か つ業界を代表する高機能素材、工業用中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装 やインフラ、コンシューマー・ケアなど成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化され た技術に基づく幅広い製品やソリューションを提供します。ダウは、ダウとデュポンからなるホ ールディングカンパニーであるダウ・デュポン(NYSE: DWDP)の子会社です。ダウ・デュポン は、農業関連、素材科学、特殊化学品分野における強固で独立した3つの上場企業を設立する計 画です。www.dow.com

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ダウ日本広報室 沢登
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