ダウ、環境からのプラスチックごみ削減に向けて、 10億ドル規模のグローバル・アライアンスへの支援をリード

プラスチックごみ除去を目指し、廃棄物処理における インフラ、イノベーション、教育、エンゲージメント、清掃に注力

ダウ(本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:ジム・フィッタリング)は、環境、特に海洋におけるプラスチックごみを削減するための解決策の推進を目的に構築された、世界各国の企業による新たなアライアンスである「Alliance to End Plastic Waste(AEPW、プラスチック廃棄物を除去するためのアライアンス)」において、主導的な役割を果たしています。

ダウは、AEPWの創設メンバーとなりました。このアライアンスは、プラスチックごみの処分方法を開発するとともに、プラスチック再利用の解決策を促進するために10億ドル以上を調達して新たに設立された組織であり、今後5年間でさらに15億ドルまで基金を増額することを目標にしています。現在、AEPWは約30社で構成されており、プラスチックごみの削減および処分のための解決策を探求、開発するとともに、循環型経済への移行による解決策を促進していきます。AEPWは、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東地域のグローバル企業や組織で構成されています。

「われわれが住む環境をごみのない状態に保つことは、ダウやダウを取り巻く業界の将来にとって重要ですが、それ以上に地球全体の将来にとって重要です。このイニシアチブは、企業、政府、NGO、消費者が共にイノベーションを推進し、真に必要な資源を供給する取り組みを加速させ、環境におけるプラスチックごみを除去させる断固たる行動を促進することを目指しています」とダウのCEOジム・フィッタリングは述べています。

AEPWは非営利組織であり、化学・プラスチック企業、消費財企業、小売企業、コンバーター企業、廃棄物処理企業を含むプラスチックおよび消費財のバリューチェーンに関わる世界中の企業から構成されており、「The World Business Council for Sustainable Development(持続可能な開発のための世界経済人会議)」と戦略的パートナーシップを締結しています。

AEPWは、以下の4分野に投資を行い、発展を促進します

  • 廃棄物の処理収集およびリサイクル向上のためのインフラ開発
  • プラスチックの回収とリサイクルを容易にし、すべての使用済みプラスチックから価値を生み出す新しい技術を進展させ、スケールアップするためのイノベーション
  • 政府、企業、地域社会が行動を起こし、参画することを目的とする教育とエンゲー ジメント
  • 地上のプラスチックごみが海洋に流出する河川など、特にごみの主要水路となるよ うな環境のうち、すでにプラスチックごみが集中している場所の清掃

フィッタリングは、「世界的に重要なこのような課題を解決するためには、多様なステ ークホルダーが集まるグループによる多様な解決策が求められます。AEPW は、世界で最 も革新的なアイデアを集結させることにより、解決策を探求、開発、実行することが可 能になるでしょう」と述べています。

AEPW においてダウが主導する役割は、環境からのプラスチックごみの除去を支援すると いうダウの活動、参画、投資の一例です。以下は、最近のダウの活動例です。

  • 解決策に取り組む企業や人材への投資
    2018 年10 月、ダウは海洋ごみの防止に取り組む企業やインフラの育成および資金 支援を行うために、創出投資家として1 億ドル規模の取り組みであるサーキュレー ト・キャピタルに拠出することを発表しました。サーキュレート・キャピタルの目 的は、南アジアや東南アジアにおけるリサイクルや廃棄物処理に関わる企業とイン フラを総合的に整備するために必要とされる機関投資家からの投資を促進するため に、廃棄物処理とリサイクル分野に対する投資の実行可能性を検証することです。
  • 政府との取り組み
    ダウは、GPAP(グローバル・プラスチック・アクション・パートナーシップ)と呼 ばれる世界経済フォーラム主導のパートナーシップを発表しました。このパートナ ーシップは、企業、市民社会、中央・地方政府、地域社会グループ、世界レベルの 専門家を結集させて、プラスチックによる汚染の解決に向けて協力するために設立 されました。当初、カナダおよび英国政府、ダウ、グローバルブランド数社により 資金提供されており、現地に適合した投資可能な解決策を2020 年までに導入するこ とを目的としています。その後は、他の諸国での適用および導入を目指します。最 初のプロジェクトは、インドネシア政府との協業になります。
  • ごみの清掃
    2018 年秋から始まったダウによる#PullingOurWeight(自身の責任を果たすの意) キャンペーンでは、世界各地での55 件に及ぶ清掃活動に5600 人以上のダウの従業 員や家族、友人が参加し、浜辺や水路から約24 トン(5 万2500 ポンド以上)のご みを除去しました。
  • リサイクル性向上に向けたイノベーション
    製品イノベーションは、プラスチックごみの環境への混入を防ぐためのダウの活動 において重要なポイントとなります。ダウのRecycleReady 技術を使用することによ り、メーカーは、SPC(Sustainable Packaging Coalition)の「How2Recycle」ラベ ルに適合したパッケージを開発し、よりリサイクル可能なパッケージへの需要に応 えることが可能になります。RecycleReady 技術を使用して製造されたパッケージは、 米国における食料品店のドロップオフ・システムなど、ポリエチレンの再循環シス テムを介してのリサイクルが可能です。また、ダウは、南アフリカにおけるダウの好循環プロジェクトで示されているよう に、多層パッケージ材を新製品にリサイクルできる相溶化技術にも引き続き注力し ています。
  • 廃棄物のエネルギー利用
    ダウは2014 年、リサイクルが難しいプラスチックを回収して貴重な資源に変換する ための回収イニシアチブである、Hefty® EnergyBag®を開始しました。2018 年7 月 時点で、Hefty® EnergyBag®プログラムでは、17 万6500 枚以上の袋を回収すること により115 トン以上のプラスチックの埋め立てを回避しました。これは、約9200 万 枚のスナック菓子袋、つまり約546 バレルのディーゼル燃料に相当します。最近ダ ウは、コミュニティー内にプログラムを設置する組織に対する10 万ドルの助成金供 与を発表しました。
  • 主要NGO との連携
    2018 年10 月、ダウは東南アジア諸国における廃棄物回収とリサイクルを支援する ことを目的に、オーシャン・コンサーバンシーに対して今後2 年にわたり、追加資 金として100 万ドルを寄付することを発表しました。この資金は、実現可能な解決 策を開発、展開、再現するために、現地の非政府組織の能力を開発し、都市のリー ダーとのパートナーシップを構築するプロジェクトのために活用されます。
  • リサイクルおよび廃棄物管理ソリューションへの投資
    ダウは、循環型経済活動を補完するためのステップとして、新たな商業リサイクル ビジネスモデルおよび成長戦略の開発を推進することにより、プラスチック廃棄物 の再循環システムの世界的な収益化を目指しています。
  • バリューチェーンにまたがるコラボレーションの継続
    ダウは、SPC(Sustainable Packaging Coalition)の設立メンバーでもあり、既存 のポリエチレンフィルムの再循環システムを通してリサイクル可能なスタンドアッ プ・パウチの生産を増やすために、パッケージコンバータおよびブランドオーナー と協力しています。

ダウは、科学とテクノロジーの知見を基に、人類の進歩に不可欠な第一級の素材科学ソリューシ ョンの開発に取り組んでいます。業界でもトップクラスの強力かつ広範なツールを備えており、 強固なテクノロジー、統合された資産、スケールと競争力を基盤に、グローバル社会が抱える複 雑な課題解決に対応します。ダウが擁する、市場主導型かつ業界を代表する高機能素材、工業用 中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装やインフラ、コンシューマー・ケアな ど成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化された技術に基づく幅広い製品やソリュー ションを提供します。ダウは、ダウとデュポンからなるホールディングカンパニーであるダウ・ デュポン(NYSE: DWDP)の子会社です。ダウ・デュポンは、農業関連、素材科学、特殊化学品分 野における強固で独立した3つの上場企業を設立する計画です。www.dow-dupont.com

ダウ日本広報室 沢登
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