生産
2014年入社

仕事内容は?
ダウのシリコーン事業部において、生産技術の仕事をしています。生産技術というのは「何をつくるか(What)」ではなく「いかにつくるか(How)」を考える仕事です。より「早く」、より「安く」、より「安全に」、「お客さまの求める品質で」、製品をつくれるように日々活動しています。例えば品質不良品の調査、無駄な作業の洗い出しと改善、危険を伴う作業の洗い出しと改善、新製品の実機生産テスト、新規設備の導入などです。実機設備や実作業の観察、聞き取りをしながら関係部署と連携して、安定的にお客さまに製品を届けられるよう仕事を進めています。

どのような研修を受けましたか?
社会人としてのマナー研修やシリコーンの基礎に始まり、改善活動に必要なリーン・シックスシグマ手法や安全といったより専門的な研修までいろいろな研修を受けました。特に印象に残っているのは、米国で行われた生産部門の若手社員向けリーダーシップ研修です。世界中からダウの社員が集まって、2週間にわたり会社の理念やキャリア、仕事の進め方などについて、ディスカッションやロールプレイで学びました。短期間のMBAを受けているような印象でとても大変でしたが、各国から来た社員とのディスカッションを通して様々な考え方や価値観に触れることができ、グローバル企業ならではの多様性を実感することができました。この研修で得られた経験やネットワークは、日々のグローバルでの仕事の中でも非常に役立っています。

達成感を感じた経験は?
お客さまに感謝されたとき、現場のオペレーターに感謝されたとき、それから会社の業績に貢献できたときです。例えば製品の品質を改善できたことで顧客先での性能が向上したときや、新規設備を導入して現場の作業が楽になったときなど、人の役に立ったことを感じたときはとてもうれしいです。また量産品を担当していると一つの改善で、かなりの金額が動くことがあります。自分の行った改善で何千万という利益につながったりするとやはり達成感があります。

ワークライフバランスについて教えてください。
休みが取りやすいところです。これまで有給休暇を取ろうとして、断られたことはありません。1週間連続で休みを取得して海外旅行に行く同僚も珍しくありません。

ずばりダウはどんな会社ですか?
いい意味で放任主義な会社という印象です。一から手取り足取り教えるというよりは、一定の範囲の中で若手でも仕事を任せ、主体的に仕事を進めていくことを期待されていると思います。日々の仕事だけではなくキャリアについても、自動的に与えられるものではなく、自分がやりたいことを決め選択していくことができる環境だと思います。