プロセス開発
2015年入社

 

仕事内容は?
プロセス開発部では次の3点を主な仕事にしています。仕事の多くは、他部署との協力が必要となるためプロジェクト単位で活動を行います。

  • 新製品のスケールアップ パイロット(試作)設備での検討を通して、ラボから量産までスケールアップを行います。安全面やコスト、生産量の観点からプロセスの最適化を行い、工場生産までつなぎます。
  • 新プロセスの開発 品質改善やコスト削減、新しい製品形態の提案を行うことを目的とし、新しいプロセスのフィジビリティスタディ(実行可能性検証)を行います。
  • 工場サポート 品質改善やバッチサイズの拡大等において、技術的なサポートを行います。

 

最も思い出深いプロジェクトや仕事について教えてください。
入社後初めて担当した新製品の立ち上げプロジェクトが思い出深いです。入社1年目でしたが、「この会社は自分のやりたいことを提案し、着実に実現できる環境だな」と実感する仕事でした。立ち上げる新製品は会社にとって性状が全く新しい上、世界を舞台に様々な用途への展開が期待される革新性が非常に高いものでした。量産プロセスは複数のバッチプロセスで構成されますが、その中で一つのスケールアップ担当を任されました。パイロット装置で実験を重ねるにつれて様々な課題が見つかりましたが、プロジェクトチームの製品開発担当やエンジニアと何度も実験結果を持って相談しました。一つずつ課題を解決していく中で、なかなか解決に至らない課題もありましたが、その際にはエンジニアたちの積極的な協力が得られ、最終的に何とかパイロット装置での試作に成功し、後に量産相当の設備でも試作に成功し、スケールアップを完了することができました。 革新性が非常に高く、世界中への展開が期待される製品のスケールアップを入社1年目から担当できたことは非常に重要な経験でしたし、他エンジニアからのサポートも心強く、入社間もないながらも自分のやりたいことが実現できた経験でした。

外資系ならではの魅力を感じる部分は?逆に、苦労する部分は?
魅力は、努力して成果を残した分、昇進のチャンスがあることです。国内企業では年功序列だったり、決められた年数ごとに昇進などがあらかじめ決まってしまっている印象があります。 苦労しそうな点は、成果を継続する必要があることかと思います。

この会社を選んで良かったと思える瞬間は?
自分で提案したプロセス改善策に対して、有用と証明できる実験データを揃えたことで、大きな金額の必要投資が得られ、改善を実現できたことです。目的や方法がしっかりとしていれば年齢に関係なく、自分のやりたいことを提案し、実現できる環境に満足しています。

ワークライフバランスについて教えてください。
上司や周囲が有休やフレックスタイムを利用するので、部下も気兼ねなく使用することができます。制度だけ整っているのとは違い、ダウは文化として浸透しており非常に使いやすいと思います。忙しい時期は残業が一時的に増えることもありますが、フレックスタイムにより、別の週で調整しています。フレックスで早めに帰宅し、夕方から趣味の釣りを楽しんだり、ジムへ行くこともあります。

朝起きてからの一日のスケジュールは?
(通常) 7:30 起床、朝食
8:45 出社、メールチェック
~12:00 デスクワーク/会議/実験
~12:40 昼食、昼寝(重要です)
~13:30 デスクワーク/会議/実験
~18:00 帰宅
~20:30 夕食
24:00 就寝
(フレックスで釣りに出掛ける日)
6:45 起床、朝食
8:15 出社、メールチェック
~12:00 デスクワーク/会議/実験
~12:40 昼食、昼寝 (半休の場合はここで帰宅)
~13:30 デスクワーク/会議/実験
~15:30 帰宅(フレックス)
16:30~ 釣り(木更津、富津周辺)
~21:30 帰宅、釣果を楽しむ

職場環境その他、大変だったことはありますか?それをどのように克服しましたか?

仕事を続けるモチベーションは?
若手でも成果を残している人は、早いタイミングで昇進していることです。年度毎の評価が翌年の昇給・賞与へしっかりと反映されます。フレックスや有給などを活用しながら、成果をしっかり出し、それが評価に反映されることがモチベーションにつながっています。

ずばりダウはどんな会社ですか?
若いうちから自分の方法で仕事を思い切って進めること、同時に困った時は周囲に相談し、解決策を探ることができる会社です。

今後やってみたい仕事や展望について聞かせてください。
新製品のスケールアップにおいて、複数の製造プロセスを提案・比較検討し、最適なプロセスでの生産を実現したい。そこに向けて今後、さまざまなプロセス調査や経験を重ねていきたいです。