プロセス開発
2018年入社

 

仕事内容は?
プロセス開発部に所属し、現在は電子機器をはじめとする幅広い分野で利用されているシランカップリング材の開発及び量産条件の検討を行っています。プロセス開発部の主な役割は、開発段階の新製品等について工場での量産条件を検討、確立し実際に量産実施までサポートする、いわば実験室と工場の橋渡し的な存在です。 実験室にて小スケールで行う製品開発から、中スケール、量産まで一貫して携わることができるため自分が扱う製品に愛着が湧きますし、実験室で実験もしたいし、工場で大きなスケールの操業にも携わりたいという私の欲張りな性格に合っており、色々なことを勉強しながら日々楽しんで業務に励んでいます。

ダウに入社した動機は?
外資・日系問わず就職活動をしました。その中でダウに入社を決めた理由は「大学で専攻していた化学に関わりたい」「挑戦できる環境に身を置きたい」「人を大事にする会社に入りたい」という私の就活の3本柱を最も満たせると感じたためです。入社面接では、リラックスして自分の思いを伝えられるような雰囲気をつくっていただき、私の話に積極的に耳を傾けてくれたことが印象に残っています。また、大学時代の私の専攻と離れているダウの技術分野を1から学ぶことに対し、前向きに受け止め奨励してくれたこともあり、この会社で新しいことを学び、挑戦し、成長したいと思ったため入社を決めました。

どのような研修を受けましたか?
入社してまず、社会人マナーやダウの歴史や方針などについて研修を受けました。その後、現在在籍している千葉開発センターへ移動し、約3カ月間かけて私の所属部署が関連するさまざまなプロジェクトをローテーションする研修を受けました。この研修において、千葉工場で扱う製品群を一通り経験したので幅広い基礎知識と人脈を築けた他、各研修が実際のプロジェクトに基づいた業務なので納期や出荷先のお客さまをリアルに意識して研修を進めることができました。

外資系ならではの魅力を感じる部分は?逆に、苦労する部分は?
まず、グローバルなコミュニケーションです。外資系といえばまず浮かぶイメージですが、外国人と仕事をする機会が多くほぼ毎日英語に触れているところはグローバル企業ならではと感じます。
次に、時間に対する意識が強いことです。全体として、業務効率を高めて勤務時間内に仕事を終わらせるという意識が強いです。こうすることでメリハリを持って仕事に取り組むことができ、結果として良いワークライフバランスにつながっているのではと思います。 最後に、一人ひとりに発言力があるところです。日頃から根拠がある意見を持つことは大変だと思う時もありますが、論理や根拠を持って話せば、社歴や立場に関係なく対等に議論できる環境があることは、外資系ならではの魅力だと思います。

この会社を選んで良かったと思える瞬間は?

  • 若手が主体性を持って仕事に取り組める環境 必要な時はサポートしてくれますが基本的に自分の考えを持ってチャレンジさせてくれる環境があります。上手くいかない場面も多々ありますが困難を乗り越えた時の達成感は何倍にもなりますし、失敗から学ぶことも多く自分自身の成長に繋がっていると日々実感しています。
  • 若いうちから自分のキャリアを意識できること ダウでは、自分の実績を上司にアピールする場が少なくとも年に1回あります。社内での自分の価値を常に意識し実績をアピールする機会が入社1年目からあることは、今後のキャリアを考える上で良い経験だと思います。
  • 尊敬できる先輩や上司が多いこと 「この人からもっと学びたい」「この人と仕事をしたい」と思う先輩や上司が多数おり、早く技術を身に付けて追いつきたいという思いが仕事のモチベーションや充実感につながっています。
  • 上司の定期的なサポート 上司が1対1のミーティングを定期的に設け、業務で不安に思っていることやキャリアプラン等についてアドバイスやサポートをくれます。明確な希望があれば可能な限りサポートしてくれますし、わからないことが多い新入社員としては上司の定期的なサポートは心強いです。

ワークライフバランスについて教えてください。
実験のため帰りが遅くなる日が続いたら、フレックス制度を用いて次の日は遅めに出社するなど、自分の裁量で勤務時間を管理しています。在宅勤務やウェブ会議を利用することも一般的ですし、本人が仕事をしやすくパフォーマンスを維持できるような勤務体制が整っていると思います。

仕事を続けるモチベーションは?
自分自身が成長していると実感しながら仕事でき、その対価として給料を受け取ることです。

ずばりダウはどんな会社ですか?
私の印象は「個人を尊重する会社」です。ほんの一例ですが役職の高いグローバルディレクターが来訪した際に、ランチや対話セッションなどでコミュニケーションをとる時間を設け若手からも意見を引き出そうとしてくれるところはこの社風の表れだと思います。実務においても互いが尊重しているというベースがあるからこそ多様な意見が活発に飛び交い、結果として幅広い分野の製品を開発できているのではないかと思います。