Midland, Mich. およびWilmington, Del., - 2018年 03月 01日 - - ダウ・デュポン(DowDuPontTM NYSE:DWDP) は2⽉26 ⽇、同社の各事業部⾨が予定どおり独⽴会社として分割された後のコーポレート・ブランド(社 名)を発表しました。いくつかの製品名は分割時点で変更されますが、各新会社の多くの製品は、今後も広 く認知されている現⾏ブランド名で販売される予定です。
ダウ・デュポン最⾼経営責任者のエド・ブリーンは以下のように述べました。「これらの社名の選定は3 社 分割プロセスにおける⼤きな節⽬であり、それぞれの名称は各社独⾃の強みと価値を反映しています。今後 は、顧客や従業員、投資家はじめ、すべてのステークホルダーに対する我々のコミットメント、すなわちイ ノベーションによる価値の向上を表すグローバルなコーポレート・ブランドを確⽴し、強化していくことに 注⼒してまいります」
ダウ・デュポン執⾏役会⻑のアンドリュー・リバリスは以下のように述べています。「ダウとデュポンのそ れぞれのチームは6 カ⽉という短い期間に驚くほどの進展を遂げました。今回の発表もまた、この歴史的な 経営統合と会社分割が秘める前例のない価値創出の可能性を⽰すものです。コストと成⻑における相乗効果 を存分に発揮するとともに、成⻑投資とイノベーションのパイプライン開発を実⾏し、先ごろ発表した前倒 しのスケジュールで業界トップ3 社への分割を果たすべく、正⾯から取り組んでいます」 将来のアグリカルチャー会社は、⽶国デラウエア州ウィルミントンに本社拠点を置き、社名は「⼼」と「⾃ 然」を意味する⾔葉を組み合わせたCorteva Agriscience となります。
ダウ・デュポンアグリカルチャー事業部⾨の最⾼執⾏責任者ジェームズ・C・コリンズ・ジュニアは次のよ うに語っています。「Corteva Agriscience™では、多数の農業従事者と緊密な関係を構築し、貢献してき た経験をもとに、3つの事業を⼀つに統合していきます。この新社名は、我々の農業従事者の⽣産性向上と 農産物消費者の健康への取り組みのコミットメントを反映しています。また、⽣産者と消費者の⽣活を豊か にし、来るべき世代のために進歩を確保するという⽬標も反映しています。我々は、業界で最もバランスの 取れた製品ポートフォリオ、1世紀近くかけて蓄積してきた農学分野における専⾨知識、⽐類なきイノベー ション⼒により、⾷品エコシステム全体と協⼒して⾷糧を持続的かつ効率的に安定して供給する新しいアグ リカルチャー会社を作り上げていきます」。
アグリカルチャー事業部⾨の2017 年のプロフォーマ収益は140 億ドル、プロフォーマ営業EBITDA は26 億ドルを超え、世界で最も包括的でバランスの取れた種⼦および農薬製品ポートフォリオと、今後も末永く 農業従事者に価値を提供し続けることのできる強⼒な新製品パイプラインを有しています。
ダウ・デュポンからの事業分割に伴い本事業部は新会社Corteva Agriscience™となりますが、同社は農業 分野で幅広く認知されている様々な製品ブランドを引き続き提供していきます。その中にはPioneer®、 Mycogen®、新たに上市したBrevant™種⼦、そして業界受賞歴を誇るAproach® Prima 殺菌剤、有効成 分Arylex™含有除草剤のQuelex™など豊富な農薬製品ラインナップに加え、今後上市予定の新製品も含ま れます。
同様に発表されたCorteva Agriscience ™のブランド・アイデンティティーとロゴは、www.corteva.com でご覧いただけます。
⽶国ミシガン州ミッドランドを拠点とする将来の素材科学会社について、ダウ・デュポン素材科学事業部⾨ の最⾼執⾏責任者ジム・フィッタリングはこう語りました。「ダウという社名とダウのダイヤモンドは、 我々が成⻑し、顧客に貢献するうえで極めて強固な基盤となります。我々が世界で最も⾰新的・包括的で持 続可能な顧客本位の素材科学会社を構築していく上で、この象徴的な⾚いダイヤモンドのロゴは、ダウのス テークホルダーに対する継続性を確保する要となります。我々は今後も、ダウが⻑年にわたり実践してきた イノベーションを継続し、⼈の尊重と誠実性、地球を守るというダウのコアバリューに基づいて事業を展開 してまいります」。
第⼀級の素材科学ソリューションを提供する素材科学事業部⾨の2017 年のプロフォーマ収益1(注1)は 約440 億ドル、プロフォーマ営業EBITDA(注1)は約91 億ドルです。統合とイノベーションの強みを⽣ かし3 つの⾼度成⻑市場分野である包装材、インフラ、コンシューマー・ケアに注⼒しています。
⽶国デラウエア州ウィルミントンに本社拠点を置く将来の特殊化学品会社は、新⽣デュポンとして、技術主 導の特殊化学品事業の強みを反映し、産業と⽇々の⽣活を変⾰する⾼度に差別化された製品やソリューショ ンを提供してまいります。
ダウ・デュポン特殊化学品事業部⾨の最⾼執⾏責任者マーク・ドイルは以下のように述べています。「デュ ポンは200 年以上にわたり、お客様の素晴らしいアイデアの具現化に貢献してまいりました。我々はダウ とデュポンの両社から受け継いだ知識や知⾒、資産を活⽤し、イノベーション主導型の特殊化学品リーダー として、お客様ならびに全世界の⼈々の繁栄に必要不可⽋な進歩をもたらします。この会社がデュポン™の 名前を今後も引き継ぐことを⼼から誇りに思います」。
予定されている特殊化学品会社は、2017 年のプロフォーマ収益2(注2)が210 億ドル、プロフォーマ営 業EBITDA(注2)が53 億ドルで、お客様との連携とイノベーションを価値創出の機軸として成⻑を促進 してまいります。
将来の素材科学会社と特殊化学品会社のブランド展開については、作業が継続中です。
2⽉初めに発表されたとおり、素材科学事業部⾨は2019 年第1 四半期末までに、アグリカルチャー事業部 ⾨と特殊化学品事業部⾨は2019 年6 ⽉1 ⽇までに分割される予定です。
ダウ・デュポンについて
ダウ・デュポン(NYSE:DWDP)は、農業関連、素材科学、特殊化学品分野における強固で独⽴した 上場企業を設⽴することを⽬的に、⽶国に本社を置くザ・ダウ・ケミカル・カンパニーとデュポン社が構 成するホールディングカンパニーです。⽣産性に優れかつ科学を基盤としたイノベーションを 通じて、それぞれの業界をリードし、お客さまのニーズに応え、世界の課題解決に貢献します。 www.dow-dupont.com
1 材料科学関連事業の2017 年のプロフォーマ収益とプロフォーマ営業EBITDA は、ダウ・デュポンの2017 年アニュアル・レポートにおい てフォーム10K で報告されたPerformance Materials & Coatings セグメント、Industrial Intermediates & Infrastructure セグメントお よびPackaging & Specialty Plastics セグメントの統合プロフォーマ実績に基づいています。
2 特殊化学品関連事業の2017 年のプロフォーマ収益とプロフォーマ営業EBITDA は、ダウ・デュポンの2017 年アニュアル・レポートに おいてフォーム10K で報告されたElectronics & Imaging セグメント、Nutrition & Biosciences セグメント、Transportation & Advanced Polymers セグメントおよびSafety & Construction セグメントの統合プロフォーマ実績に基づいています。