ダウ、タイにおけるプロピレングリコール生産能力を拡大

  • 生産能力を拡大し、パーソナルケア、医薬、食品、フレーバー・フレグランスといった川下市場におけるプロピレングリコール事業の成長を促進

ダウ(NYSE: DOW、本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:ジム・フィッタリング)は、タイのラヨン県マップタプットにおける統合製造施設において、プロピレングリコール(PG)の生産能力を拡大したことを発表しました。低資本・高リターンの追加投資により、プロピレングリコールの生産能力は年間8万トン増え、総生産量は年間25万トンとなり、ダウのマプタプットPG工場がアジア太平洋地域で最大になります。


マプタプット施設の統合生産ラインは、プロピレンオキサイド(PO)など主要な上流PG原料を、コスト競争力を維持しながら供給し、川下の高価値PG市場の成長を安定的に支えます。


工業用中間体・インフラストラクチャー事業部プレジデント、ジェーン・パルミエリ(Jane Palmieri)は次のように述べています。「世界で最も速く成長し、最もダイナミックな地域の一つにおける今回の生産能力拡大は、アジア太平洋地域やその周辺におけるお客様にとって技術革新と製造能力強化につながります。マップタプット工場の拡張は、既存の資産インフラを最適化するだけでなく、業界でのダウの地域的・世界的なリーダーとしての地位を確かなものとし、お客様へのより良いサービス提供を可能にします」。


業界をリードするダウのプロピレングリコール製品群は、化粧品、食品、医薬品、その他日常的に使用される多くの製品に使用されています。これら製品の製造時に、プロピレングリコール製品群が原料の化学構成要素を向上させることにより、高品質な最終製品を製造することに役立ちます。


ダウは、世界中のPG製造施設において、ISCC PLUS認証の下、バイオ循環型原料およびマスバランスアプローチによる循環型原料を使用し、より低炭素のエネルギー源を使用した持続可能なPG生産を推進しています。すでに、北米欧州中南米において、持続可能性が外部機関から検証されている新しいPG技術を発表しました。2024年末までにマップタプットPG施設でもISCC PLUS認証を取得する予定です。

ダウのプロピレングリコールの詳細はこちらからご覧いただけます。

※本参考資料は、2024年5月16日にダウが配信したリリース「Dow expands Propylene Glycol capacity in Thailand」の抄訳です。当資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

 

 

ダウについて
ダウ(NYSE:DOW)は、世界をリードする素材科学会社です。包装やインフラ、モビリティ、コンシューマー用途など成長著しい市場のお客さまに製品やソリューションを提供します。グローバルな事業展開、設備の統合と規模、焦点が明確なイノベーション、業界をリードするポジション、サステナビリティへのコミットメントを通じて、利益ある成長を達成し、持続可能な未来の実現に貢献します。31カ国に製造拠点があり、従業員数は約3万5900人。2023年度の純売上高は約450億ドルでした。「ダウ」または「当社」は、ダウ社(Dow Inc)またはその関連会社を示しています。世界で最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブ、サステナブルな素材科学会社を目指すダウの意欲的な目標や詳細についてはwww.dow.comにてご覧ください。

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