ダウ、アクリル酸メチルの生産増強を発表、需要増に対応

2021年8月24日 - ダウ(NYSE: DOW、本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:ジム・フィッタリング)は、大規模かつ集約された生産設備を通じて、供給安定性および原材料へのアクセス向上を図るため、メキシコ湾岸地域におけるアクリル酸メチル生産設備への投資を発表しました

米国ルイジアナ州セント・チャールズ工場において新規に増強される年産5万トンの生産設備は、2022年前半に操業予定です。主に北米での需要に対応するとともに、世界的な需要増にも対応することが可能になります。

「アクリル酸メチルは、水処理や熱可塑性プラスチック製品からインキ、樹脂、包装材料にいたるまで、市場の需要が高まっている幅広い用途で活用される重要な原料です。今回の生産増強に向けた投資により、北米だけでなく、世界のお客様へもアクリル酸メチルを供給できるようになります。ルイジアナ州での投資によって広がる可能性に期待しています」と、ダウ・パフォーマンス・モノマーズおよびプラスチック添加剤事業部のグローバルビジネスディレクターであるジム・ナウブ(Jim Knaub)は述べています。

新規生産設備が稼働すると同時に、セント・チャールズ工場では、主にアクリル酸メチルとアクリル酸2-エチルヘキシルの生産に注力します。アクリル酸エチルの生産は、既存需要に対応する生産能力を持つテキサス州ディアパーク工場が担います。

※本参考資料は、2021年8月18日にダウが配信したリリース「Dow announces investment in methyl acrylate production to meet growing market demand」の抄訳です。当資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

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