ダウ日本とテラサイクル、循環型社会の実現に向けた 地域参加型リサイクルプログラムを開始 バードライフと連携した清掃活動を実施

ダウ・ケミカル日本株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:桜井恵理子)と、テラサイクルジ ャパン合同会社(アジア太平洋・リージョナル・マネージャー、エリック カワバタ、以下テラサイクル)は、循環型 社会の実現に向けて、地域と連動した清掃活動と環境教育、さらに回収した廃プラスチックをリサイクルするプ ログラムを2020年9月より1年間実施します。

本プログラムは、ダウがグローバル規模で海洋プラスチック汚染問題に取り組む活動である#PullingOurWeight (自らの責任を果たすの意)の一環として、これまでパートナーシップを組んできた国際環境 NGO バードライフ・イ ンターナショナル東京(以下バードライフ)に加え、廃棄物問題に取り組む環境ソーシャルベンチャーであるテラサイ クルと連携し、バードライフと社会連携活動を実施する J リーグ鳥の会参加クラブの協力を得て活動します。

今回の一連のプログラムで回収されたプラスチックごみは、テラサイクルが収集した後、ごみ袋などにリサイクルされ、今 後の継続した地域の清掃活動に活用される予定です。

2019 年クリーンアップの様子【リサイクルプログラム内容】
本プログラムでは、地域コミュニティと連携した清掃活動を複数回実施します。 ごみを拾うだけではなく、海洋プラスチック問題をはじめとする環境問題、さらには、集められたごみがリサイクルされるまでの仕組みを学び、循環型社会の実現に向けた環境教育プログラムを地域 の子供たちに提供します。

第1回目は、2020年9月17日に「Jリーグ鳥の会」ギラン会鳥の率いるギラヴァ ンツ北九州、北九州市立曽根東小学校の児童とその地域の方々と連携し、曽 根干潟のクリーン作戦を実施します。

また、第2回目は、2020年10月から12月にかけて、千葉県習志野市谷津南 小学校において環境教育の特別授業の一環として実施する予定です。

なお、2020年10月〜2021年5月までの期間、テラサイクルは、Jリーグ鳥の会参加9クラブの地域の清掃活動 とも連携し、同会が環境活動で集めたごみのうち、リサイクル可能なプラスチックごみを収集しリサイクルします。

<参加クラブ名> 
北海道コンサドーレ札幌、FC町田ゼルビア、横浜F・マリノス、SC相模原、カターレ富山、ジュビロ磐田、ガイナ ーレ鳥取、ギラヴァンツ北九州、サガン鳥栖

Jリーグ鳥の会は、鳥をクラブのマスコットとしているJクラブのグループです。バードライフとマスコットが「自然資源の 持続可能な使用に向けて協力しながら、鳥類とその生息地、世界の生物多様性の保全に努めるため、両者が協 働して活動をすること」を宣言し、世界の環境についてSNSで同時発信しています。詳細、また活動の最新情報に ついては、各クラブのホームページやTwitterをご覧ください。 

<#PullingOurWeightプログラムについて>
ダウが 2018年から始めた#PullingOurWeight(自らの責任を果たすの意)クリーンアップ活動は、河川やさま ざまな地域において参加者が、1人あたり1日で排出しているといわれている廃棄物の平均量である最低1.8キログ ラムの廃棄物を回収することに挑戦することを目的としています。2019年の#PullingOurWeightクリーンアップ・プ ログラムでは、各地で従業員やパートナー団体と連携してプラスチックの回収を進め、当初の目標を大きく上回る世 界中で80トン近く(17万5千ポンド)のごみを回収しました。

2019 年クリーンアップの様子
©GIRAVANZ

  

テラサイクル について
テラサイクルは「捨てるという概念を捨てよう」というミッションのもと、廃棄物問題に革新的な解決策を生み出す環境 ソーシャルベンチャーです。大手消費財メーカー、小売業者、都市、施設と協働し、使用済みのハブラシ、製品空き 容器やパッケージなど、従来廃棄され、埋立地か焼却所にたどり着くしかなかったモノを回収しリサイクルする事業を 現在 21 カ国で展開しています。テラサイクルは2001 年の創業以来、サステナビリティーやソーシャルベンチャー関 連において、200以上の賞を受賞し、慈善団体や学校に約25億円の寄付を行ってきました。テラサイクルの詳細を 知りたい方、もしくはテラサイクルのリサイクルプログラムに参加をご希望の方は、テラサイクルのWebサイトをご覧くださ い。 テラサイクルジャパン: www.terracycle.co.jp

ダウ日本について
ダウの日本法人は1974年に設立されました。ダウ・東レと合わせ、約900名の従業員が、3カ所の製造拠点(小 松、千葉、福井)を含む5カ所の主要拠点において、コンシューマー・ケア、インフラそして包装業界におけるお客さま をサポートしています。ダウはアジア太平洋地域において9カ国19カ所の製造拠点で操業し、当地域における2019 年度のプロフォーマ純売上高は87億ドルです。https://jp.dow.com/ja-jp.html

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