ダウ日本、海ごみ問題に対応する教育・清掃活動を実施

環境問題に対する意識喚起、 本年は世界各地で約 45 トンの海洋プラスチックごみの回収を目標に。

ダウ・ケミカル日本株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ジェニングス)は、ダウが グローバル規模で海洋プラスチック汚染問題に取り組む活動である#PullingOurWeight (自らの責任を果 たすの意)の一環として、世界規模の環境NGOであるバードライフ・インターナショナル東京とともに、循環型社 会の実現に向けた環境教育プログラムを実施しました。第2回目のプログラムである今年は、千葉県習志野市 谷津南小学校の4年生の生徒を対象に、全7回構成となる海洋プラスチック問題に関する環境教育の特別 授業を行ないました。

授業では、まず初回である9月13日に動物写真家の藤原幸一氏を講師としてお招きしました。プラスチックご みがなぜ生まれるのか考える授業を行った後、10月3日には、谷津南小学校の生徒たち自身が、湿地の生 態系を守る目的で発効された国際条約であるラムサール条約登録地であり、渡り鳥の生息地である谷津干 潟にて清掃活動を実施、80名以上の生徒が5袋にも及ぶごみを回収し、どんなごみが、どこから流れてきてい るのか考える授業を行いました。10月17日には、ダウ日本パッケージング・アンド・スペシャルティプラスチック事 業部サステナビリティー担当者が、プラスチックの使い方、リサイクルについて講義を行ない、3Rの重要性および ダウの取組について紹介しました。

また、 9月28日には、約50名のダウ日本従業員やその家族が、谷津干潟の清掃活動に参加しました。昨年 に続いて実施されたこの河川の清掃活動では、ごみ袋20個分のプラスチックごみを回収しました。

ダウは、従業員、家族、友人そして顧客が、世界中の 現地の協力団体・企業と協力し、世界50か所以上で 浜辺および河川クリーンアップに参加することで、海洋プ ラスチック汚染の問題へ注意を呼び掛けています。ダウが 2018年から始めたこの#PullingOurWeight (自らの 責任を果たすの意)クリーンアップ活動は、河川やさまざ まな地域において、参加者が1人あたり一日平均的に 排出しているといわれている廃棄物の平均量である最 低1.8キロ(4ポンド)の廃棄物を回収することに挑戦することを目的としています。2019年の #PullingOurWeightクリーンアップ・プログラムでは、世界中で去年の倍となる10万ポンド(約45トン)のご みを回収することを目標とし、各地で従業員やパートナー団体と連携してプラスチックの回収を進め、現時点に おいて目標を達成しています。

ダウ・ケミカル日本代表取締役社長のピーター・ジェニングスは、次のように述べています。「世界でも最も重要 な持続可能性に対する課題の一つである海洋ごみに対し、行動することを嬉しく思います。環境にごみが排出 されてはならないということを一人ひとりが再確認する機会となり、教育プログラムと組み合わせることで、廃棄物 とリサイクル管理システムについて考えることにもなります。ダウの従業員、パートナーそして教育機関とともに、私 たちはごみが環境に排出されないための貢献をしていきます」

ダウ日本はそのほか、仙台における環境教育活動も継続して実施しています。9月24日には、パッケージング・ アンド・スペシャルティプラスチック事業部として、宮城県東松島市立赤井小学校にて持続可能な開発目標 ダウ日本、海ごみ問題に対応する教育・清掃活動を実施 (SDGs)に関連した授業を実施、リデュース、リユース、リサイクルの大切さについて呼び掛ける授業を行いま した。

ダウは2030年までに、ダウが包装用途に販売する製品 は100%リユース・リサイクル可能、コンポストまたは生分 解性可能にする目標を掲げています。ダウは今後もこうし た学校教育を通じ、環境の意識を高める活動を続けてま いります。

ダウについて

ダウ(NYSE:DOW)は、業界で最も幅広い技術分野と設備統合、焦点が明確なイノベーションとグローバルなスケールを 基に利益ある成長を実現する、最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社です。 ダウが擁する機能性素材、工業中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装やインフラ、コンシューマー・ケアなど 成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化された技術に基づく幅広い製品やソリューションを提供します。世界 31 カ国で 113 カ所の製造拠点を操業し、従業員数は約 3 万 7 千人です。2018 年度におけるプロフォーマ純売上高 は約 500 億ドルです。「ダウ」または「当社」は、ダウ社(Dow Inc)またはその関連会社を示しています。詳細な情報 はウェブサイト www.dow.com またはツイッターアカウント@DowNewsroom をフォローください。

ダウ日本について

ダウの日本法人は1974年に設立されました。ダウ・東レと合わせ、約950名の従業員が、4カ所の製造拠点(小松、千 葉、名古屋、福井)を含む6カ所の主要拠点において、コンシューマー・ケア、インフラそして包装業界におけるお客さまを サポートしています。ダウはアジア太平洋地域において10カ国21カ所の製造拠点で操業し、当地域における2018年度 のプロフォーマ純売上高は95億ドルです。

詳細については、お問い合わせください:

ダウ日本広報室 沢登
(電話: 03 5460 6276
メール: rsawanobori@dow.com