ダウ・ケミカル日本、TOMODACHI イニシアチブへ 8 年目となる支援継続


ダウ・ケミカル日本株式会社(本社︓東京都品川区、代表取締役社長︓桜井恵理子)は、公益財団法人 米日カウンシルージャパン(所在地︓東京都千代田区、代表理事︓スザンヌ・バサラ)と在日米国大使館が主導する官民パートナーシップである「TOMODACHI イニシアチブ」とのパートナー提携の継続を発表しました。「TOMODACHI イニシアチブ」は、東日本大震災後の日本の復興支援として発足され、教育、文化交流、リーダーシップなどのプログラムを通じて、日米の次世代リーダーの育成を目指すもので、ダウ日本の支援は 2014 年から 8年目となります。

世界中でダウは、「未来のイノベーター創出」をコミュニティー支援の柱の一つに据え、科学・技術・エンジニアリング・数学(STEM︓Science、Technology、Engineering、Mathematics)分野における教育支援に取り組んでいます。科学や技術の分野において次世代を担う日米のリーダー同士の交流が、さらなるイノベーションを生み出すという共通理念の下、ダウ日本は、2014 年より「TOMODACHI イニシアチブ」との活動を通じて、主に理系分野における女性のリーダーシップ向上に貢献してきました。

2017 年からは、「TOMODACHI-STEM @ Rice University Program」の主たるサポーターとして、毎年 10名の理系女子大学生が 5 週間の米国での研修インターンシップに参加するプログラムを支援し、これまでに 41 名の大学生が参加してきました。現地では、大学生たちが米国テキサス州ヒューストンに所在するダウ・イノベーション・センターを訪問し、ダウの女性やアジア人の活躍を支援する ERG (エンプロイー・リソース・グループー社内のダイバ ーシティーネットワーク)を中心とする、科学者との交流の機会が提供されています。 

コロナ禍により 2020 年度は延期されましたが、このたび 2021 年度のプログラムの募集が開始されました。ダウ日本は、「TOMODACHI イニシアチブ」が主催する「TOMODACHI-STEM Women ʼ s Leadership and Research Program」という新プログラムへの支援を通じて、理工系を専攻する日本人女性の大学生に、米国人学生との文化交流や共同研究の機会を提供し続けます。 

また、「TOMODACHI イニシアチブ」が主催する「TOMODACHI 女子高校生キャリアメンタリングプログラム in 福島」や「TOMODACHI 女子高校生キャリアメンタリング・オンライン・プログラム in 東北 supported by TOMODACHI コンビニ基金」には、ダウ日本の女性社員が未来のロールモデルとして登壇しています。 

ダウ日本の代表取締役社長である桜井恵理子は、「次世代を育成するというビジョンを共有する『TOMODACHIイニシアチブ』と、長期的なパートナーシップを継続することができ、光栄に思います。未来の課題解決を担う STEM人材の育成は日米共通の課題でもあり、今後もダウは次世代の育成、特に STEM分野における女性のさらなる活躍のために投資していきます」と述べています。 

また、公益財団法人 米日カウンシルージャパンの代表理事 スザンヌ・バサラは次のように述べています。「TOMODACHI イニシアチブのビジョンにご賛同いただき、多大なるご支援をご継続くださるダウに心より感謝申し上げます。ダウとのパートナーシップにより、STEM 分野における女性の次世代リーダーの育成に寄与できることを大変光栄に思っております。本プログラムを通して磨き築き上げるスキルやネットワークは、参加者が日本はもとより世界をけん引する優れたリーダーへと成長する過程で必ず役立つと確信しています。」 

TOMODACHI イニシアチブについて

TOMODACHI イニシアチブとは、東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI 世代」の育成を目指しています。 

TOMODACHI イニシアチブウェブサイト: http://usjapantomodachi.org/ja/ 

ダウ日本について

ダウの日本法人は 1974 年に設立されました。ダウ・東レと合わせ、約 850 名の従業員が、3 カ所の製造拠点(小松、千葉、福井)を含む 5 カ所の主要拠点において、コンシューマー・ケア、インフラ、モビリティそして包装業界におけるお客さまをサポートしています。ダウはアジア太平洋地域において 9 カ国 19 カ所の製造拠点で操業し、当地域における 2020年度の純売上高は 82 億ドルです。 

ダウについて

ダウ(NYSE:DOW)は、業界で最も幅広い技術分野と設備統合、焦点が明確なイノベーションとグローバルなスケールを基に利益ある成長を実現します。素材科学の専門知識とパートナーとのコラボレーションを通じて、世界のためにサステナブルな未来を築くというパーパス(存在意義)の下、最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社です。ダウが擁する機能性素材、工業中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装やインフラ、モビリティ、コンシューマー・ケアなど成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化された技術に基づく幅広い製品やソリューションを提供します。世界 31 カ国で 106 カ所の製造拠点を操業し、従業員数は約 3 万 5700 人です。2020年度における純売上高は約 390 億ドルです。「ダウ」または「当社」は、ダウ社(Dow Inc)またはその関連会社を示しています。詳細な情報はウェブサイト www.dow.com またはツイッターアカウント@DowNewsroom をフォローください。 

お問い合わせ先 

ダウ日本広報室 沢登(電話︓ 03 5460 6276 メール︓ rsawanobori@dow.com) 

公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン TOMODACHI イニシアチブ
(メール︓ tomodachi@usjapancouncil.org