ダウ、「オートモーティブ ワールド」にて MobilityScience™ソリューションを紹介

モビリティのための低炭素化の未来を自動車のライフサイクル全体にわたって形作る、MobilityScience™ソリュ ーションを紹介

Dow tradeshow boothダウ(NYSE: DOW、本社:米国ミシガン州、会長 兼CEO:ジム・フィッタリング)は、1月26日から27日 まで東京ビッグサイトで開催される「第15回 オートモー ティブ ワールド」(主催:RX Japan株式会社)に、ダウ・東レおよびダウ・ケミカル日本株式会社の共同チー ム MobilityScience™として出展し、自動車産業の 未来に向けたソリューションを展示します。


MobilityScience™、プレジデントのジョン・ペンライス
(John Penrice)は、次のように述べています。「世界で最も急速に成長している自動車市場に向けて、素 材科学の最新のイノベーションを展示できることを大変うれしく思っています。モビリティと輸送の業界は、ほぼ前 例のない変化のただ中にあります。最新技術によって、より安全で接続性の高いAVやEVに対する需要が同 時に高まっているのです。ダウのMobilityScience™チームは、世界クラスの技術力と数十年にわたる経験によ って、OEMやサプライヤーが前途を切り開くことができるよう支援をする態勢を整えています」


本年のオートモーティブ ワールドにてダウは、自社の製品生産工程における二酸化炭素排出量の削減、サステ ナブルな分解を可能にする材料ソリューションの開発、再使用、修理、リサイクルが可能な部品を作るための新 技術の探求、廃棄物から価値を生み出すための取り組みを通じて、モビリティの脱炭素化へのグローバルなコミ ットメントを示します。また、EVやより洗練された特別な運転体験へ向かう消費者の需要に対応する技術を紹 介します。ダウのブース(小間番号38-8)で展示される材料ソリューションは、こうしたトレンドに対処する上で 強力な役割を担っています。

安全で信頼性が高く、高性能なバッテリーパックアセンブリー、バッテリー延焼防止、新世代Eモビリティのニ ーズを満たすバッテリーマネジメントシステムやパワーエレクトロニクス機器のアセンブリーと保護

  • DOWSIL™ 高放熱シリコーン材料 - 電子機器からヒートシンクへの熱を放熱するように設計されたギャップフィラー。エンジンコントロールユニット、トランスミッション制御ユニット、オンボードチャージャー、バッテリーパックやモジュールに信頼性の高い冷却ソリューションを提供。
  • VORATRON™ ポリウレタン接着剤、ポッティング、ギャップフィラー - 最適な接着力で、軽量化に貢献。電池とセルの防火、振動吸収、断熱、構造を提供。
  • ELECPURE™ 熱応答性セパレータ - 熱応答性ポリマーエマルションは、リチウムイオン電池セパレータを遮断し、高温での熱暴走のリスクを低減。
  • DOWSIL™ EC 8425接着剤 - 高温や振動に対する信頼性とともに、耐久性のある機械特性や導電特性が求められるEMIシールドやアース用途向けに設計。

ノイズ、振動、ハーシュネス(NVH)を低減し、より楽しく快適なドライブ体験の実現

  • LUXSENSE™ シリコーン合成皮革 - 自動車内装表皮材の要求を満たす、世界初のシリコーンベースの高級合成皮革素材。本革に代わる環境に優しい素材。ラグジュアリー感、コンフォート、ウェルネスを提供。
  • 3Dループマットレス向けINFINAIR™ POEソリューション - 自動車の座席、トランクやRVのマットレス向けの洗浄可能で通気性のあるソリューション。従来のフォームで作られたマットレスよりもリサイクルが容易であるため、環境に優しい方法で顧客に愛されるマットレスの生産を実現。
  • 次世代ENGAGE™ ポリオレフィンエラストマー(POE)- 内装および外装デザインにさらなる柔軟性をもたらす次世代POE。低光沢または高級な触感の表面の設計や、環境に優しい水性コーティングシステムのより多くの部品への採用を実現。

また、ブースでは、ダウがパートナーを務めるフォーミュラE ジャガーTCSレーシングの、ABB FIA フォーミュラE 世界選手権シーズン8の公式電気レースカーであるジャガーI-TYPE 5を展示します。このレースカーには、ダウと ジャガーTCSレーシングが車のサステナビリティ、効率性、性能の向上に向けて協働した様々なイノベーションが 活用されています。2021年以来、チームの公式素材科学パートナーとして、ダウのMobilityScience™のエン ジニアはジャガーTCSレーシングと協力し、熱管理、軽量化、接着、EMIなどのEVの課題に対するソリューショ ンを検証し、最終的にレース会場外でもイノベーションを展開することに役立っています。

ジャガーTCSレーシングや自動車業界のOEMのような目標を同じくする組織とのコラボレーションを通じて、ダウ とそのパートナーおよび顧客は互いの専門知識を活用し、最新の研究、プロセスおよび最先端技術を取り入れ ながら、モビリティの低炭素化の未来を迅速に進めています。

ダウ日本代表取締役社長のパトリック・マクラウドは、次のように述べています。「前例のない水準の変革には、 前例のない水準の投資、イノベーション、コラボレーションが必要です。オートモーティブ ワールドで展示される 実証済みのMobilityScience™技術と戦略的パートナーシップのポートフォリオは、我々が、生産から廃棄に 至るまでの課題をチャンスに変える手助けができることを業界に示すでしょう」

ダウは100年以上にわたる輸送業界における経験と用途開発の専門知識を基に、世界を動かし続ける革新 的な最先端ソリューションを提供しています。ダウのMobilityScience™チームは、世界クラスの技術力と業界 向けの材料科学ソリューションの幅広いポートフォリオを通じて、OEMとサプライヤーにとっての材料イノベーション のためのシームレスで協力的なグローバルパートナーとなります。ダウはモビリティの未来にコミットしており、脱炭 素化やEV性能の向上など、最も差し迫ったモビリティの課題に取り組んでいます。ダウのモビリティと輸送のため のソリューションの詳細については、Mobility|Dow Inc.をご覧ください。

※日本においては、ダウと東レの合弁企業であるダウ・東レ株式会社がシリコーンに関連する事業を行っています

ダウについて
ダウ(NYSE:DOW)は、グローバル展開、設備統合と規模、焦点が明確なイノベーションと素材科学の専門知識、業 界および ESG(環境・社会・ガバナンス)におけるリーダーシップを基に、利益ある成長そして持続可能な未来を実現し ます。ダウの目指す姿は、最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社となることで す。ダウが擁するプラスチック、工業中間体、コーティング、シリコーン事業は、包装やインフラ、モビリティ、コンシューマー用 途など成長著しい市場におけるお客さまに向けて、差別化された、科学技術に基づく製品やソリューションを提供します。 世界 31 カ国で 104 カ所の製造拠点を操業し、従業員数は約 3 万 5700 人です。2021 年度における純売上高は 約 550 億ドルです。「ダウ」または「当社」は、ダウ(Dow Inc)またはその関連会社を示しています。詳細な情報は ウェブサイト www.dow.com またはツイッターアカウント@DowNewsroom をフォローください。

お問い合わせ先
ダウ日本広報室 沢登(電話: 03 5460 6276 メール: rsawanobori@dow.com