新生ダウ、日本における出発を発表

  • ダウ・東レとオフィスを一体化
  • 三井・ダウ ポリケミカルが合弁事業に加わる
  • ダウ日本本社スペースを刷新

ダウ・ケミカル日本株式会社(本社:東京品川区、代表取締役社長:ピーター・ジェニングス)は、4月1日に米国ダウがダウ・デュポンより分割し、新生ダウとして独立したことに合わせ、新たなスタートを切りました。新生ダウの日本における事業展開は、ダウ・ケミカル日本株式会社、ダウ・東レ株式会社と共に、三井・ダウ ポリケミカル株式会社が関連会社に加わり、素材科学へ焦点を明確にし、お客さまにおける問題解決そして事業成長に貢献していきます。これに際して4月24日、ダウ・ケミカル日本株式会社代表取締役社長ピーター・ジェニングス、ダウ・東レ株式会社代表取締役会長・CEO桜井恵理子そして三井・ダウ ポリケミカル株式会社代表取締役副社長 福崎太郎がメディア向け説明会を開催し、新生ダウの事業体制と今後の事業戦略を発表するとともに、お取引先などをお招きした新オフィスのお披露目会を開催し、約200名のお客さまが来場され ました。

ダウ・東レ株式会社は、2019 年2 月1 日に東レ・ダウコーニング株式会社より分割した、シリコーンをベースと する高機能材料を扱う会社です。ダウ・東レの本店は4 月1 日より東京都品川区天王洲アイルのダウ日本 本社オフィスと統合しています。

また、新生ダウスタートのタイミングに合わせ、ダウ日本およびダウ・東レはこの度東京都品川区天王洲アイルの 事務所を刷新しました。ダウグループの従業員が同じ場所で働くことで一体感を醸成し、シナジー効果を高め るとともに、ABW(アクティビティー・ベース・ワークプレイス)のコンセプトを採用することでさらなるコラボレーショ ンを促進し、東京2020 オリンピック大会に向けたブランド力強化につなげる狙いがあります。従業員はABW を活用することにより、その日の仕事内容に応じてカフェスタイルのテーブル席や集中作業エリア、電話会議用 の会議室など、働く場所を複数の環境から選択することができ、同時に部署間のコミュニケーションを活発化す ることで協働作業を円滑に行えるようになります。

代表取締役社長ピーター・ジェニングスは次のように述べています。「ダウが日本に投資をはじめ67 年が経ちま した。これはダウにとって大変誇らしい歴史となります。さらに、ダウ・東レは1966 年、三井・ダウ ポリケミカルは 1960 年設立とそれぞれ大変長い成功の歴史があり、その歴史の上に、新生ダウとして日本でもスタートを切 ることができ光栄です。ダウは、日本そして世界各地において、顧客本位で、イノベーションを基盤とする卓越し た素材科学企業となります。この度、25 年にわたりダウ日本の本社を置いた東京都品川区の天王洲アイルに て、改修プロジェクトの完了を迎えることができました。これにより、ダウの多様でインクルーシブ、かつ献身的な従 業員がやりがいを持ち、より協力的かつ効率的に働くことができるようになります。そして、より顧客に寄り添い、 ステークホルダーとの協働を推し進め、サステナブルな未来に向けたイノベーションを推し進めてまいります。品 質・倫理・サステナビリティーの観点においてイノベーティブで高い水準を持つ日本の顧客に対するサービスを提 供するダウ日本グループは、ダウの理念を追求する上での独自の立場を築いています。このポジションを生かし、 ダウ日本グループは今後ますます日本の産業界と協力していきます。さらには2020 年東京オリンピックの成功 にも、つなげていきたいと存じます」

新生ダウ日本グループ概要

① ダウ・ケミカル日本株式会社(社名変更なし)
事業内容: 旧ダウ・デュポンの素材科学事業(機能化学品、ホーム&パーソナルケア、ポリエチレン、ポリ

ウレタン、コーティング・マテリアルズ、プラスチック添加剤、アクリルモノマー)
本社所在地: 東京都品川区東品川2 丁目2 番24 号 (変更なし)
03-5460-2100 (代表)

② ダウ・東レ株式会社(ダウ出資比率65 パーセント)
事業内容: シリコーンをベースとする高機能材料の研究開発、製造、販売
本社所在地: 東京都品川区東品川2 丁目2 番24 号 (4 月1 日より)
03-5460-4380(代表)

関連会社

③ 三井・ダウ ポリケミカル株式会社(ダウ出資比率50 パーセント)(4 月1 日より)
事業内容: エチレン系機能性樹脂の研究開発、製造、販売
本社所在地: 東京都港区東新橋1丁目5 番2 号汐留シティセンター(変更なし)
03-6253-4000(総務部)

ダウ日本について

ダウの日本法人は1974 年に設立されました。ダウ・東レと合わせ、約950 名の従業員が、4 カ所の製造拠点(小 松、千葉、名古屋、福井)を含む6 カ所の主要拠点において、コンシューマー・ケア、インフラそして包装業界におけるお 客さまをサポートしています。ダウはアジア太平洋地域において10 カ国21 カ所の製造拠点で操業し、当地域における 2018 年度のプロフォーマ純売上高は95 億ドルです。

ダウについて

ダウ(NYSE:DOW)は、業界で最も幅広い技術分野と設備統合、焦点が明確なイノベーションとグローバルなスケールを 基に利益ある成長を実現する、最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社です。 ダウが擁する機能性素材、工業中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装やインフラ、コンシューマー・ケアなど 成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化された技術に基づく幅広い製品やソリューションを提供します。世界 31 カ国で113 カ所の製造拠点を操業し、従業員数は約3 万7 千人です。2018 年度におけるプロフォーマ純売上高 は約500 億ドルです。「ダウ」または「当社」は、ダウ社(Dow Inc)またはその関連会社を示しています。詳細な情報 はウェブサイトwww.dow.com またはツイッターアカウント@DowNewsroom をフォローください。

詳細については、お問い合わせください:

ダウ日本広報室 沢登
電話: 03 5460 6276
メール: rsawanobori@dow.com