- ダウのリーダーが、よりインクルーシブな職場そして世界の構築における多大な貢献により世界的な評価を獲得
- 過去最多となるダウのリーダーがアウトスタンディング（OUTstanding）に選出
2021年2月3日 - ダウ（NYSE: DOW、本社：米国ミシガン州、会長兼CEO：ジム・フィッタリング）は、ダウの7人のリーダーが「2020アウトスタンディング（OUTstanding）」リストのうち3つのカテゴリー、「LGBT＋エグゼクティブ（LGBT＋Executives）」、「LGBT＋アライ・エグゼクティブ（LGBT＋Ally Executives）」、および「LGBT＋フューチャーリーダー（LGBT＋Future Leaders）」に選出されたことを発表しました。このうち2人は、各カテゴリーで上位10名にランクインしました。
LGBTである企業の重役やそのアライ（支持者）を対象とするプロフェッショナル・ネットワークが「アウトスタンディング（OUTstanding）」リストを発表するのは、2020年で8年目となります。ダウのリーダーは2014年から毎年、いずれかのリストで選出されていました。2020年のリストには、当社として過去最多となる7人のリーダーが選出されました。年間ランキングは、従業員が安全、敬意、尊重を職場の内外を問わず感じられる環境の構築に積極的に寄与しているプロフェッショナルの中から候補者が選ばれ、審査の上決定されます。
ダウの人事兼インクルージョン最高責任者（CIO）であるカレン・S・カーターは、次のように述べています。「ロールモデルとなるリーダーたちは、有意義な人生を歩み、誠実さ、楽観的な考え、希望、決意を持つことの大切さを、次世代のリーダーに伝えています。このダウの7人のリーダーが私たちの一員として、全員に刺激を与えてくれることに感謝するとともに誇りに感じます」
今年の選出者に加え、2018年度の第1位を含めて5年連続で「LGBT＋エグゼクティブ」トップ100に選出されたダウの会長兼最高経営責任者（CEO）であるジム・フィッタリングは、「アウトスタンディング」ホール・オブ・フェイム（Hall of Fame）に選出され、LGBT＋インクルージョンに長年にわたり選出された他のリーダーと名を連ねることになります。
「LGBT＋エグゼクティブ」上位100名に選出されたダウのリーダー：
- ハビエル・コンスタンテ（Javier Constante）、中南米地域副社長（第7位）
ハビエルは、ダウの平等、インクルージョンおよびダイバーシティの取り組みを長期にわたり主導し、よりインクルーシブで多様な文化の確立を社内およびコミュニティ内で支援しています。彼は、ダウのプレジデント・インクルージョン・カウンセルの委員を務め、世界規模で最高レベルの役職におけるインクルージョンを推進するとともに、GLAD（LGBT＋およびアライの社内ネットワーク）を含むさまざまな従業員リソースグループに参加しています。ハビエルは、欧州、中東、およびアフリカで営業担当副社長を務め、チューリッヒ・プライドにおける会社の関与を10倍高めることなどを通じてGLADを支援してきました。彼は現在もLGBT人材のメンターとして、LGBTの人々が職場環境で直面する具体的な課題を克服できるように貢献しています。ハビエルは過去3年間、ケニアのナイロビにおいてヤング・アフリカン・リーダーシップ・インスティチュートに参加し「LGBT＋インクルージョン」に焦点を当ててきました。最近では、Out&Equalイベントにて、「LGBT＋インクルージョン」に関する中南米地域における状況について講演を行い、ブラジルにおいては、「LGBT＋インクルージョン」に関して行動するために企業を結集させた組織である「Fórum de Empresas e Direitos LGBT」に参加しました。 - ルイス・A・ベガ（Louis A.Vega）、北米社長、政策提言担当副社長（第12位）
ルイスは、GLADのグローバルアドバイザーであり、ダウのソーシャル・ジャスティス・カウンセルのエグゼクティブ・スポンサーです。彼は、GLAD支部と世界規模で協力することで、すべての従業員にとってよりインクルーシブな職場を推進し、ダウがヒューマン・ライツ・キャンペーン財団（HRC）の企業平等指数（Corporate Equality Index）において15年連続で100パーセントの評価を獲得することに貢献しました。ルイスは部門間インクルージョンに焦点を当て、制度的な人種差別および平等に取り組むための戦略的枠組みである、ダウACTの導入を率先して支援しています。ルイスは、北米の政策提言担当副社長として、インクルーシブな職場の重要性に関して政府関係者および業界リーダーとの対話に従事しています。彼は、これらの関係を生かして、米国の下院における超党派の平等法の可決を支援しています。ルイスは、豊富な国際的経験を生かし、世界中のNGOやパートナーと継続的に関わることにより、LGBTの人々や過小評価されているすべてのコミュニティに対するさらなる平等を推進しています。
「アライ・エグゼクティブ」上位50人に選出されたダウのリーダー：
- エイミー・ウイルソン（Amy Wilson）、ゼネラル・カウンセル兼企業戦略（第10位）
エイミーはGLADのエグゼクティブ・スポンサーとして、ダウが世界で最もイノベーティブで顧客本位かつインクルーシブでありサステナブルな素材科学会社となるべく取り組んでいます。彼女は、人種的不公平や「LGBT＋インクルージョン」など、インクルージョンのさまざまな側面に焦点を当てた社内セッションやイベントを数多く主催しています。ダウのリーダーシップ教育の一環として、エイミーは業務のあらゆるレベルにおけるインクルージョンの重要性を強調し、ダウの取締役会における豊富な経験を生かし変化を促しています。また、エイミーは、米国の商工会議所の役員を務めており、ソサエティ・フォー・コーポレートガバナンスの会員でもあります。エイミーは豊富な法律知識により、グローバルなビジネスにおける「LGBT＋インクルージョン」に関わる問題について、理想的な社外スポークスパーソンとなっています。 - テリー・ジョンソン（Terri Johnson）、グローバル従業員満足（第40位）
テリーは、ダウ初の従業員満足担当リーダーであり、35年の勤続年数を重ねた従業員として、すべての人々にとって企業文化を改善することに注力しており、「LGBT＋インクルージョン」を含むインクルージョンへの取り組みは、企業文化の改革の一面を担うものとなっています。彼女は、ダウの方針と慣行、ツールとリソース、および全体的な職場環境の向上に取り組んでいます。テリーは、GLADの北米エグゼクティブ・スポンサーとしてGLAD戦略を刷新し、社内外の活動を通じて、よりインクルーシブで平等な職場およびコミュニティの構築に貢献しました。テリーは、ミシガン州ミッドランドのコミュニティで積極的に活動しており、インクルージョンとダイバーシティの機会と向上に取り組み、支援しているボランティアグループ、ミッドランドインクルージョン・カウンセルのメンバーであるとともに、グレーター・ミッドランド・コミュニティ・センターの評議会副会長やザ・H・ホテルプロパティズの会長を務めています。
「LGBT＋フューチャーリーダー」上位100名に選出されたダウのリーダー：
- ジャロッド・トラスラー（Jarrod Trusler）、プロダクトマネージャー（第11位）
ジャロッドは、ダウアジア太平洋地域における初のGLADリーダーであり、GLADのグローバル・ステアリング・チームのメンバーでもあります。教育、トレーニング、ストーリーの共有、LGBTの人材に焦点を当てることにより、ダウアジア太平洋地域をよりオープンでインクルーシブな組織にするために取り組みました。彼の貢献により、アジア太平洋地域におけるGLADの登録参加者は、35人から680人に増えました。ジャロッドは、地域においてダウの初となるアジア太平洋地域インクルージョン・カンファレンスおよびダウインクルージョン・セミナーの基調講演者として、「LGBT＋インクルージョン」に関して講演を行いました。また、彼は、アジア全域における「LGBT＋インクルージョン」、寛容さ、人権について議論するパネルのメンバーも務めています。彼は、ダウタイランドのインクルージョンカウンセルの元メンバーとして、ダウタイランドの事業所および職場をよりインクルーシブにするために、国内のリーダーへアドバイスを提供しました。彼は、ダウの2020年のグローバル・チャンピオン・オブ・インクルージョンの11人の1人に選出されました。ジャロッドは、タイ初のLGBT＋ビジネスネットワーク（Pride!@Work Thailand）の設立メンバーであり、執行委員会のメンバーを務めています。 - ホセ・アルベルト・ピノ・アンドレーデ（Jose Alberto Pino Andrade）、グローバル戦略リーダー、コンシューマー・ソリューションズ事業部（第29位）
ホセ・アルベルトは、GLADのグローバルNGO連絡窓口を務め、従業員リソースグループのグローバル運営チームのメンバーでもあります。彼は、ダウの2019年グローバル・プライド・キャンペーンのアンバサダーを務め、現在、中南米地域でダイバーシティおよびインクルージョンに関する教育を主導しています。また、ホセ・アルベルトは、「LGBT＋インクルージョン」に関する熱心な講演者であり、マドリードで行われたInstituto Empresa：LGBT@WorkのイベントでTEDトークを行いました。彼は、イベントの常連パネリストであり、特にOut&Equal、REDI、およびUDEMで講演を行っています。ホセ・アルベルトは、中南米地域および世界におけるダウの取引パートナーのひとつであるUnivar Latin Americaに対して、LGBTの従業員グループ編成に関するアドバイスを提供しました。また、彼は、EXATEC Diversidad LGBT＋の代表として、LGBTの起業家に向けて、インクルージョンおよび経済的な地位向上の価値を促しています。さらに、未来のプログラムに関わるメキシコのリーダーとなる学生のメンターを務めています。 - アレックス・パパストラット（Alex Papastrat）、オペレーションリーダー（第38位）
アレックスは、ダウのテキサス工場のオペレーションリーダーであり、GLADのグローバルリーダーです。彼は、このグループの戦略策定に取り組み、ダウの目指す姿を体現しています。彼の指揮の下、ダウはHRCの企業平等指数（Corporate Equality Index）の15年連続100パーセントの評価の獲得、2020年のOut & Equalの職場平等性賞（Workplace Equality Award）、およびDiversity社によるLGBTコミュニティの最高雇用者としての選出を含め、複数の評価を獲得しています。アレックスは、パネリストとして頻繁にイベントに参加し、LGBTのコミュニティに影響を与える方針に賛同または反対するために、米国の多くの州の立法府による発案を促し、HRCの連邦平等法の立法化の支援に取り組んできました。
インクルージョンおよび平等の主導
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー（LGBTなど）のインクルージョンと平等を支持するトップ企業であるダウは、LGBTなどの同僚に対して、同性配偶者を対象とした医療、歯科治療、生命保険に関する平等な手当、忌引休暇、配置換え、遺族死亡給付、共働き支援など、最高レベルの方針や慣行を実施しています。LGBTおよびアライ従業員に関するダウの従業員リソースグループであるGLADは、2000年に創設されました。その支部は、世界中に45カ所あり、最近も新たな支部がインドのムンバイ、中国の上海、イスラエルのテルアビブ、シンガポール、タイのバンコクや東京で開設され、活動の幅が広がりを見せています。
また、ダウは、米国での州および連邦レベルの支持活動を通じて、LGBTなどの全市民の公平・平等な待遇の公共政策の実現にも取り組んでいます。ダウは、LGBTなどの平等における類まれな進展を職場にとどまらず実現することで、インクルージョンの文化と模範性において全米から評価を得ています。ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団（HRC）の企業平等指数（Corporate Equality Index）では、2005年から15年連続で100パーセントの評価を受けてきました。このような評価を受けた企業は化学産業ではダウが初めです。
※本参考資料は、2021年1月22日にダウが配信したリリース「Seven Dow leaders achieve top honors on OUTstanding’s 2020 leading LGBT+ professionals lists」の抄訳です。当資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
ダウについて
ダウ（NYSE:DOW）は、業界で最も幅広い技術分野と設備統合、焦点が明確なイノベーションとグローバルなスケールを基に利益ある成長を実現します。素材科学の専門知識とパートナーとのコラボレーションを通じて、世界のためにサステナブルな未来を築くというパーパス（存在意義）の下、最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社です。ダウが擁する機能性素材、工業中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装やインフラ、モビリティ、コンシューマー・ケアなど成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化された技術に基づく幅広い製品やソリューションを提供します。世界31カ国で106カ所の製造拠点を操業し、従業員数は約3万5700人です。2020年度における純売上高は約390億ドルです。「ダウ」または「当社」は、ダウ社（Dow Inc）またはその関連会社を示しています。詳細な情報はウェブサイトwww.dow.com またはツイッターアカウント@DowNewsroom をフォローください。
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